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川柳データベース＠okajoki

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2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
潮時に愚かに燃える雪ほたる
さざき蓬石
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
折れた矢を修復をする蕗のとう
さざき蓬石
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
売店のひな人形も人を恋う
さざき蓬石
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
欲しければ分けて上げます烏賊の腸
さざき蓬石
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
かさぶたは帰化植物を隠している
滋野さち
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
恋歌がマナーモードのまま届く
滋野さち
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
折り合いがつくまで掘っていく根っこ
滋野さち
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
墓穴の底を見るまで眼を洗う
滋野さち
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
色即是空急場しのぎのきんぽうげ
滋野さち
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
こんな日はホットミルクという弱さ
城後朱美
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
こんなにも脆い図太い左心房
城後朱美
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
ぽかりと空いた穴です　そのままに
城後朱美
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
父に似た爪の形を整える
城後朱美
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
汽車に乗る　お皿三枚割ってから
城後朱美
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
笑えない日は無理しない笑わない
杉山太郎
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
頂いた言葉こころの手で包む
杉山太郎
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
宴会の声の向こうの皿洗い
杉山太郎
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
道を知る躓いて知る怪我で知る
杉山太郎
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
どこまでが許しだろうと考える
杉山太郎
2010.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
モザイクを吹き消す歌麿の右目
須藤しんのすけ
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