川柳データベース｜おかじょうき川柳社

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2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

仏前に入れ歯とメガネ置いてみる

葉　閑女

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

三七日が過ぎて渦中の人となる

葉　閑女

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

足もとに父母の声忌が明ける

葉　閑女

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

きょうからは固有名詞で生きてゆく

葉　閑女

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

地下鉄の匂い昨日の陽の匂い

横山キミヱ

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

夕焼けとちょっと乾いた春キャベツ

横山キミヱ

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

症状を聞きながらネギ刻んでる

横山キミヱ

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

天井の穴悔やむことばかりする

横山キミヱ

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

夫老いる私も老いて日本海

横山キミヱ

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

トーストがこんがり焼けた逢いたいな

吉田州花

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

逢えたってフランス菊が揺れるだけ

吉田州花

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

逢いたいと言わせるまでの猫じゃらし

吉田州花

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

ワッと咲き雨置き去りにして皐月

吉田州花

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

衣更え同じ模様を着てる猫

吉田州花

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

ぶらんこを一人で揺らす幸不幸

渡邊こあき

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

にらめっこ笑った方が勝ちですよ

渡邊こあき

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

△でときどき○で暮らしたい

渡邊こあき

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

四海波聞こえてこない永田町

渡邊こあき

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

誤解です石は拾った投げてない

渡邊こあき

2009.07｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

「意気地のない空だ」と生徒会長が

Sin

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