川柳データベース｜おかじょうき川柳社

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2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

笑うから寝棺の蓋を閉めないで

さざき蓬石

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

蓋のない鍋に居座る良妻賢母

角田古錐

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

景気後退行方知らずの鍋の蓋

まきこ

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

落し蓋に首はさまれた退職日

角田古錐

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

気の弱い夫へ無蓋車を見せる

北里深雪

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

二枚目の蓋に駄じゃれを乗せてある

北野岸柳

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

蓋したらきっと私が殺される

きさらぎ彼句吾

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

まぶたの奥の無職の顔のキリギリス

むさし

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

何度行ってもハローワークにふたがない

守田啓子

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

生前予約柩の蓋は虹色に

悠とし子

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［佳作］

鍋ぶたをとると公然わいせつ罪

守田啓子

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［秀逸］

定年というワルツを載せた無蓋貨車

むさし

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［秀逸］

バス停の男の列に蓋がない

坂本勝子

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［秀逸］

かさ蓋を剥がすと核が落ちてくる

さざき蓬石

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』滋野さち選［特選］

一枚の蓋です未来だけがある

北野岸柳

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』北里深雪選［佳作］

落し蓋に首はさまれた退職日

角田古錐

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』北里深雪選［佳作］

愛も毒もないちぐはぐなふたがある

守田啓子

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』北里深雪選［佳作］

唇を覆う唇ならあるが

Sin

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』北里深雪選［佳作］

蓋したらきっと私が殺される

きさらぎ彼句吾

2009.04｜おかじょうき川柳社月例句会｜題:『ふた』北里深雪選［佳作］

給付金受給拒否などしない蓋

熊谷冬鼓

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