川柳データベース｜おかじょうき川柳社

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2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

大根を鋭角に割る寒気団

滋野さち

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

流氷がコツンとあたる左心室

滋野さち

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

背を向けた日から増殖するうろこ

滋野さち

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

カラスのあほうセンターラインに鬼胡桃

滋野さち

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

水道凍結遠い小さな片思い

柴崎昭雄

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

やぶさかでない節分の鬼の役

柴崎昭雄

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

暖冬に慣れる　たちまちインク切れ

柴崎昭雄

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

ちちんぷいぷいりんごマフィンにまどわされ

柴崎昭雄

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

玄冬の夜はマリモになってゆく

柴崎昭雄

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

サヨナラを言わねば傷が深くなる

城後朱美

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

真剣に生きているのに空回り

城後朱美

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

突然の別れ天から降ってきた

城後朱美

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

泣いたりはしない後悔などしない

城後朱美

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

突っ張っているのはいつもカスミソウ

城後朱美

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

手荒れにはクリーム心には時間

杉山太郎

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

一捻りあるからうまいかりんとう

杉山太郎

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

習慣というのも偏りと言える

杉山太郎

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

許せない許すを繰り返す時計

杉山太郎

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

箸置きの仕事は理解されにくい

杉山太郎

2009.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

冬の慟哭パッカパッカと　寒立馬

諏訪夕香

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