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川柳データベース＠okajoki

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2008.08｜月刊おかじょうき／雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
解釈などしない 耳の位置 鼻の位置
如月烏兎羽
2008.08｜月刊おかじょうき／雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
引き算の果てで自由な無為になる
如月烏兎羽
2008.08｜月刊おかじょうき／雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
綴じ目からケモノじみてく経を読む
如月烏兎羽
2008.08｜月刊おかじょうき／雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
生え際にひまわりの種蒔いておく
北里深雪
2008.08｜月刊おかじょうき／雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
つき物が落ちたか会いに来てくれぬ
北里深雪
2008.08｜月刊おかじょうき／雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
携帯に出ない喉までの氾濫
北里深雪
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
髪かざり投げる五才の反抗期
滋野さち
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
浮気するたびに前髪揃えてる
Sin
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
積乱雲急にシャンプーしたくなる
北里深雪
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
訳あって茶髪に染めました　かしこ
奈良一艘
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
鳳仙花はじけおかっぱだった頃
守田啓子
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
生えぎわはきっと発展途上国
滋野さち
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
黒髪は柩の中で結うつもり
さざき蓬石
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
髪の毛を束ねてだまし舟に乗る
坂本勝子
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
尼さんの襟足　懺悔してしまう
むさし
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
バリカンの父の指紋の赤い錆
むさし
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
火も水もきりりと結ってジャンプする
まきこ
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
九条の隙間で父のアデランス
さざき蓬石
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
倫理とや排水溝に溜まる髪
Sin
2008.08｜おかじょうき川柳社例月句会｜題:『 髪 』渡邊こあき 選 ［前抜き］
饒舌なニャロメが引っ張る後ろ髪
角田古錐
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