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川柳データベース＠okajoki

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2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
雨好む案外私根暗です
南山藤花
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
盆過ぎて北地の秋は急ぎ出す
南山藤花
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
健康があきれてそっぽ向いている
南山藤花
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
生々しい思いオブラートで包む
南山藤花
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
戸籍簿の私の場所の鱗雲
むさし
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
右折もならぬ左折もならぬ秋の空
むさし
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
顔伏せた案山子と話し込んでいる
むさし
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
水色の背骨のことは内緒だよ
むさし
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
コスモスと空を見上げる交差点
むさし
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
散骨をする海に黄の旗たてよ
守田啓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
ふくらんだ桔梗泣くからなお悲し
守田啓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
夕焼けを見てウミガメの声で泣く
守田啓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
のっぺらぼうが行き交う自動改札機
守田啓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
産卵を終えた小川のメダカです
守田啓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
揺れ揺れて季節はずれの吾亦紅
山田楓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
鬼の子へカボチャのレシピ送ります
山田楓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
裏切りを覚悟で転げた金平糖
山田楓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
こぼれ種懺悔並べて爆ぜ返る
山田楓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
ポケットの綻びカラコロ音がする
山田楓子
2007.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
三日ほど煙と空へ逃避行
悠とし子
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