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川柳データベース＠okajoki

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2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
腰掛けの断酒十年経ちました
土田雅子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
ゆくゆくは千の嵐になるつもり
土田雅子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
往く夏に心裏返してみたり
土田雅子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
青空の涙をそっと拭いてやる
土田雅子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
独り居て犬にしっぽを振らせてる。
中道文子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
ナス漬けの紺色なぜか乱れてる。
中道文子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
ばっさりと切った枝から葉が伸びた。
中道文子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
音痴だが風呂場のソロはプロ級で。
中道文子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
ペンギンに見つめられたのウフフフフ。
中道文子
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
思惑がはずれ蛍が光らない
成田勲
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
塩辛い涙を流す青蛙
成田勲
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
無駄という素敵の時を喰っている
成田勲
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
風を着て元気はつらつ前に出る
成田勲
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
本音だけの全集埃かぶってる
成田勲
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
手づくりの魚が泳ぐ震度ゼロ
鳴海賢治
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
不協和音に慣れてゆくみずむしたむし
鳴海賢治
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
鉛筆の先にある油断大敵
鳴海賢治
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
戦ぐのは戦さのあとの水たまり
鳴海賢治
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
黙祷をするヒマワリに影ふたつ
鳴海賢治
2007.09｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
マッチ摩る踏み出す一歩慎重に
福田文音
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