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川柳データベース＠okajoki

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2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
あん玉を割るふるさとに帰らぬ子
守田啓子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
潮満ちてひとつの紐を奪い合う
守田啓子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
地平線にわざと忘れてきた帽子
守田啓子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
コンビニのおでんはとても饒舌で
山田楓子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
すがりつく形で光る寒の月
山田楓子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
空っぽの背広揺らして聴く演歌
山田楓子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
じゃんけんに負けた人から橋渡る
山田楓子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
寒雀言い訳だけは途切れない
山田楓子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
大海の小島のかたち五・七・五
悠　とし子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
秘してこそお隣に塗る蛍光ペン
悠　とし子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
もう一度マッチを擦って石の胸
悠　とし子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
傷心の窪みをならすアスファルト
悠　とし子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
マニキュアという生き方もあったのだ
悠　とし子
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
訃報くるまた訃報くる冬日向
葉　閑女
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
弔いの席でにっこりしてしまう
葉　閑女
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
久闊を叙する遺影をさしおいて
葉　閑女
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
共に病む姉より先に逝く叔父よ
葉　閑女
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
涅槃西風叔父も享年七十九
葉　閑女
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
春の雪乾いた薔薇の綿ぼこり
吉田州花
2007.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選 ［―］
硬い雪黒のブーツで越してきた
吉田州花
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