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川柳データベース＠okajoki

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2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
真夜中に肩に残った声許す
福田文音
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
クレソンの鉢をかかえて窓から窓
福田文音
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
引きずったのは虹の色雪の影
福田文音
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
雪の精少しはしゃぎ過ぎじゃないか
南山藤花
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
私を追いかけて来る雪がある
南山藤花
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
雪こんこ子供には楽しいらしい
南山藤花
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
小春日が雪に待ったをかけている
南山藤花
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
小春日の行進曲が春を呼ぶ
南山藤花
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
春へ春へ闇を煮詰めたジャムの味
むさし
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
暗闇を溶かして少し酒を飲む
むさし
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
学校の隅にまだいる僕の影
むさし
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
心からピュッと飛び出ている部分
むさし
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
釣り針が夜に紛れて降りてくる
むさし
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
透明な矢で殺したい人がいる
守田啓子
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
父の忌ににゅっと顔出す福寿草
守田啓子
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
雪渓の割れ目でサザン聴いている
守田啓子
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
時刻までドトールで読む「模倣犯」
守田啓子
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
沙羅双樹に抱きついているだっこちゃん
守田啓子
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
裸木の一本だけを好きになる
山田楓子
2006.03｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
五指全開慣れた仕草で鱈を裂く
山田楓子
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