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川柳データベース＠okajoki

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2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
古い血を全部捨てても女なり
堤　文月
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
指切りの還らぬ刻を責めている
中道文子
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
正直に生きてる掟破りだが
中道文子
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
鏡から時効ですよと声がする
中道文子
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
生まじめに渡って来たよ浮世橋
中道文子
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
月ごよみ一枚だけの重い暮れ
中道文子
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
昨日も今日も戻ってこない雪女
成田　勲
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
雪衣重さ加わる今朝の冷え
成田　勲
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
人を恋う為に弾いている世去れ節
成田　勲
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
幸せの石丸く抱いて泣き上古
成田　勲
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
初雪に母はこっそり濁り酒
成田　勲
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
包丁の先っちょ北へ向いてない
鳴海賢治
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
まさかとは思う不埒な蝦蛄の爪
鳴海賢治
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
構造計算されたつぶ雪ざらめ雪
鳴海賢治
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
でんぐり返しできてりんごに蜜の味
鳴海賢治
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
はたはたが孕んだところ根雪かな
鳴海賢治
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
欲しくなる天使が眠る乳母車
三浦昌子
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
夫婦無言ほんにぽっぽとする映画
三浦昌子
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
始まりは芯まで凍みる冬の中
三浦昌子
2006.01｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
わたしもう小犬のワルツ雪こんこ
三浦昌子
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