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川柳データベース@okajoki

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2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
キスしても瞳とじたりしないから
工藤比呂美
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
この冬も一人で越えた汽水域
熊谷冬鼓
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
膝裏の汗に言いたいことがある
熊谷冬鼓
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
春の雨からだにいいことしてしまう
熊谷冬鼓
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
助手席のシートベルトに地平線
熊谷冬鼓
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
読み返すメールにふわり月あかり
熊谷冬鼓
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
刑法四十一条蝌蚪は蛙になってるか
斎藤茂生
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
からっぽの胸で女は抱けないよ
斎藤茂生
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
児を産んであげる 女の倦んだもの
斎藤茂生
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
微熱あり 春の交尾の始まりぬ
斎藤茂生
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
止まり木にとまっているは鴉なり
斎藤茂生
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
人生の毒を喰らってしまう記事
斎藤泰子
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
弁護士の足組んでから言うハナシ
斎藤泰子
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
曼荼羅の定位置にいる友人等
斎藤泰子
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
また人を愛せるだろか雪解風
斎藤泰子
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
春へ春へと全体重をかけていく
斎藤泰子
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
森ひとつ飼ってわたしは生きのびる
坂本トシ
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
裏庭のままごとしてる豆の莢
坂本トシ
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
シャワー室素知らぬふりで足洗う
坂本トシ
2005.04|月刊おかじょうき/会員雑詠「無人駅」|題:『 雑詠 』ー 選 [ー]
青い鳥わたしのうしろ光らせて
坂本トシ

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