川柳データベース｜おかじょうき川柳社

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2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『テロ』八戸むさし選［秀逸］

友が逝くテロがあろうとなかろうと

山田楓子

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『テロ』八戸むさし選［前抜き］

ケーキ食べながら見ているテロの画面

伊藤はるひ

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『テロ』八戸むさし選［前抜き］

家系図に居た屋根裏のテロリスト

北野岸柳

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『テロ』八戸むさし選［前抜き］

テロ事件妻は包丁研いでいる

坂本勝子

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『テロ』八戸むさし選［前抜き］

砲弾は悪女の尻に敷かれてる

坂本勝子

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『テロ』八戸むさし選［前抜き］

テロリストビンに詰めれば透明に

さざき蓬石

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『テロ』八戸むさし選［特選］

人間が塗りつぶしてく青い空

桜田冨士江

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『分』北野岸柳選［五客］

分類をすればわたしは戯画である

角田古錐

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『分』北野岸柳選［五客］

微分積分姉も姑になりました

熊谷冬鼓

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『分』北野岸柳選［五客］

分度器の真ん中にあるわだかまり

土田雅子

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『分』北野岸柳選［五客］

星屑はいくつ分子で分母割る

鳴海賢治

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『分』北野岸柳選［五客］

分骨だなんてと骨は思ってる

三浦昌子

2001.10｜おかじょうき月例句会｜題:『分』北野岸柳選［人位］

兄が逝く九文三分のたびはいて

山田楓子