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川柳データベース＠okajoki

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2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
人情に触れてお日様食べている
さざき蓬石
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
米櫃はいつも黙ってそこにいる
田口文世
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
炭化した胃に溜まってた時計針
千葉風樹
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
アイスティー夕焼け食べた後だもの
土田雅子
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
火葬場で食べる一個の握り飯
土田雅子
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
パクパクと海が食べてる夕日の背
土田雅子
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
冬眠のけものが食べている夢よ
鳴海賢治
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
精神の西側少し食われてる
八戸むさし
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 食 』柳谷たかお 選 ［前抜き］
マシュマロの苦さ無限に遠い空
八戸むさし
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［五客］
全部全部捨てる　シーツに糊かける
太田とも子
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［五客］
白湯でいい君が飲ませてくれるなら
北野岸柳
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［五客］
白旗は不要なんですただ走る
たなかまきこ
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［五客］
あきらめて笑ったひとの歯の白さ
八戸むさし
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［五客］
頭の中へにゅるにゅる絞る白絵の具
八戸むさし
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［人位］
どうせどうせって豆腐浮いてくる
熊谷冬鼓
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［地位］
白寿まで生きたら勝ちよ冬狐
中道文子
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［天位］
やあやあって白状なんかしないでよ
田口文世
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［前抜き］
自画像の白い雪崩を聞いている
櫟田礼文
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［前抜き］
白ゆりの一片ずつの傲慢さ
櫟田礼文
2001.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 白 』伊藤はるひ 選 ［前抜き］
真っ白な歯をしている犬も児も
戎　踊兵
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