川柳データベース｜おかじょうき川柳社

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2009.12｜誌上句会「０番線」｜題:『有』ひとり静選［佳作］

私いま落下途中の有田焼き

吉田州花

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

鈍感な部分で風が澱みだす

相田みちる

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

これからをじっくりこねている冬日

相田みちる

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

ポリシーを安全ピンで止めておく

相田みちる

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

ファとソの間に挟まっているピーナッツ

相田みちる

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

ミルフィーユのように齢重ねてる

相田みちる

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

大根と妻を見比べてはならぬ

角田古錐

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

次々と死体が売れる特売日

角田古錐

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

とりあえずビールを頼む漂流記

角田古錐

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

味噌おでん昔はもっと旨かった

角田古錐

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

ブランコを降りれば影が付いてくる

角田古錐

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

月みてる抱きも抱かれもせぬひとと

きさらぎ彼句吾

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

たわむれをこぼさないでよ淋しさに

きさらぎ彼句吾

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

肌寒いおためごかしが寄ってくる

きさらぎ彼句吾

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

乱れても乱れても箱の中

きさらぎ彼句吾

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

月だものひとりで欠けてゆくのです

きさらぎ彼句吾

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

桜月までは発芽をしない頬

北里深雪

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

ときめきを無くした蔓割れのりんご

北里深雪

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

アザミアザミ貴方がいなくても元気

北里深雪

2009.12｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 ― 』― 選［―］

親切も節約してる月の暮れ

北里深雪

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