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川柳データベース＠okajoki

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2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
ひまわりの輪ゴムが切れた扇風機
さざき蓬石
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
墓地へ行く道とは知らず花のトンネル
滋野さち
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
カッコーはみんな嘘つき沙羅双樹
滋野さち
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
弔いのご飯がうまいから泣いた
滋野さち
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
父はかかしでまだ畳まれぬ手足
滋野さち
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
太い撞木だ　父に尋ねるように鳴る
滋野さち
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
海底で別れて少し酸欠で
北野岸柳
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
霊柩車が行った道ですとおりゃんせ
北野岸柳
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
鳩サブレこんな形に生まれ来て
北野岸柳
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
じゃわらじゃわらと魂がほどけくる
北野岸柳
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
愉快犯なのでしている後退り
北野岸柳
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
視界みなエロスで埋めてゆくゲーム
Sin
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
右の手の安全装置を義務化する
Sin
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
音のない　まったくしない性行為
Sin
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
お茶漬けにして食おう　永遠なんてのは
Sin
2006.10｜月刊おかじょうき／会員雑詠「無人駅」｜題:『 雑詠 』ー 選 ［ー］
キスは習性　きっとあなたと僕だけの
Sin
2006.10｜川柳ステーション2006｜題:『 開く 』鳴海賢治 選 ［前抜き］
裏表紙ばかり見てきた本がある
北野岸柳
2006.10｜川柳ステーション2006｜題:『 開く 』鳴海賢治 選 ［前抜き］
アジの開きと核問題を論じ合う
柴崎昭雄
2006.10｜川柳ステーション2006｜題:『 開く 』鳴海賢治 選 ［前抜き］
ずぶ濡れになって目先が少し開く
高橋けん一
2006.10｜川柳ステーション2006｜題:『 開く 』鳴海賢治 選 ［前抜き］
ボール蹴る僕がどんどん開かれる
鳴海はま
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