川柳データベース｜おかじょうき川柳社

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2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

目覚めればまた無駄飯を喰うのみで

北野岸柳

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

寝てるときの君が好きだと言われても

守田啓子

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

柩から顔出す　春はあわてもの

坂本勝子

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

おい起きろ春から届く靴をはく

坂本清乃

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

B寝台下段で拾った五円玉

熊谷冬鼓

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

肉ジャガが焦げつくふて寝しますから

南山藤花

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

泣かなかった振りして君にする添い寝

横山キミヱ

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

目が覚めるころに釘打つ音がする

滋野さち

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［前抜き］

寝てる間に積もった雪のエロチズム

堤　文月

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［五客］

寝心地はいかがでしたか父の雲

大塚ただし

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［五客］

寝転んで嘘の続きを待っている

伊藤はるひ

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［五客］

狸寝という続篇もあるものを

葉　閑女

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［五客］

おっぱいじゃなくガンダムが添い寝する

守田啓子

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［五客］

おやすみのキスから明日が発芽する

斎藤泰子

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［人位］

死にたいとおやすみなさいは似てるなァ

北野岸柳

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［地位］

受信拒否されたのだろか水枕

熊谷冬鼓

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『寝』むさし選［天位］

寝ても寝ても私の闇は明けませぬ

斎藤泰子

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『吐』北野岸柳選［前抜き］

空き部屋の畳の縁にある吐剤

横山キミヱ

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『吐』北野岸柳選［前抜き］

熟年の空にモクモク煙吐く

守田啓子

2006.02｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『吐』北野岸柳選［前抜き］

煙吐き空っぽになる午前二時

堤　文月

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