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川柳データベース＠okajoki

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2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 束 』熊谷冬鼓 選 ［五客］
めぐる環のもとより寂し束ね髪
田口文世
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 束 』熊谷冬鼓 選 ［五客］
花束に添えられてきた果たし状
角田古錐
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 束 』熊谷冬鼓 選 ［五客］
もう二度と逢わぬ約束　歯の疼き
土田雅子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 束 』熊谷冬鼓 選 ［五客］
一束の葱と人情話など
北野岸柳
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 束 』熊谷冬鼓 選 ［五客］
百本のバラにはきっと不発弾
山田楓子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 束 』熊谷冬鼓 選 ［人位］
逢いたさを束ねてしまう零下二度
北野岸柳
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 束 』熊谷冬鼓 選 ［地位］
札束にわたしの指紋だけが無い
角田古錐
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 束 』熊谷冬鼓 選 ［天位］
花束を抱えて真昼野にひとり
土田雅子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
四股踏んで隠居したがる血を燃やす
三浦昌子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
人生の血みどろをひょいっと出され
斎藤泰子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
うるんうるんと北の血の音　女
坂本勝子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
どくどくと私を流す血を流す
たなかまきこ
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
オオカミの遠吠え傷を舐めたあと
鳴海賢治
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
遺伝子が同じだったよ猫じゃらし
中道文子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
夕焼けをめくりあなたを探してる
八戸むさし
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
駈け抜けて静脈瘤にぶち当たる
田口文世
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
投票権行使　掌のひらの血管
鳴海賢治
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
冬の景血縁なんて信じない
山田楓子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
亡父なぞり亡母をなぞってせめぎ合う
中道文子
2003.01｜おかじょうき月例句会｜題:『 血 』角田古錐 選 ［前抜き］
陰毛の最初のカーブにある血痕
Sin
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