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川柳データベース@okajoki

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2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [前抜き]
右腕が吹雪只今逃亡中
八戸むさし
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [前抜き]
古着屋のばあさん何かを千切る音
山田楓子
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [前抜き]
変じゃない友人がいる一人いる
田口文世
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [前抜き]
合わせ絵にどっと白髪が生えている
福井文明
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [五客]
変死体らしい書けないボールペン
鳴海賢治
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [五客]
その朝のカフカの虫と話し込む
角田古錐
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [五客]
変われない私が変わろうとする私
前田まえてる
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [五客]
ふるさとに変態前のぼくがいる
馬子
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [五客]
濡れ雪の匂いに紅を変えられる
横山キミヱ
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [人位]
黄昏はオルガン 和音が狂いだす
福井文明
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [地位]
過去形の時のかたちはシャボン玉
中道文子
2002.01|月刊おかじょうき/月例句会|題:『 変 』北野岸柳 選 [天位]
変死体だらけのノート書いている
田口文世
2001.12|合同忘年句会|題:『 印象吟 』佐藤俊一 選 [五客]
目の奥の奥なる黒い始発駅
北野岸柳
2001.12|合同忘年句会|題:『 印象吟 』佐藤俊一 選 [五客]
凶悪なページに白いアップリケ
たなかまきこ
2001.12|合同忘年句会|題:『 印象吟 』佐藤俊一 選 [五客]
肺に棲むアンポンタンに雪が降る
野沢省悟
2001.12|合同忘年句会|題:『 印象吟 』佐藤俊一 選 [五客]
自画像の白い部分がゆるせない
八戸むさし
2001.12|合同忘年句会|題:『 印象吟 』佐藤俊一 選 [五客]
空爆のあとの便器がよく光る
矢本大雪
2001.12|合同忘年句会|題:『 印象吟 』佐藤俊一 選 [人位]
餅肌・鮫肌 誰もが不幸になる権利
矢本大雪
2001.12|合同忘年句会|題:『 印象吟 』佐藤俊一 選 [地位]
主婦という歪な時間帯がある
豊島文香
2001.12|合同忘年句会|題:『 印象吟 』佐藤俊一 選 [天位]
ビンラディンの陰毛に降る雪かしら
野沢省悟

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