川柳データベース｜おかじょうき川柳社

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2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

裏切りを許した湖で追う蛍

山田楓子

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

ひっそりと告白された裏表紙

坂本清乃

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

背後から海にバトンを渡される

Sin

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

ヘソの緒が裏へ伸びてく反抗期

坂本勝子

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

人間の裏を見た人この指止まれ

坂本勝子

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

裏表扶養家族のままに干す

さざき蓬石

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

裏話それからカラス鳴かなくて

三浦ひとは

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

僕という人間の裏は骨だけで

坂本清乃

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

裏切りの心音　終わらない過去よ

豊島文香

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

九条の上でざぶとん裏返す

滋野さち

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

オレじゃないオレが鏡の裏にいた

北野岸柳

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

手鏡の裏で秘かに闇を吸う

むさし

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

裏表使って書いた「好き」の二字

三浦彩青

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

足裏の泥を拭いてる回り道

角田古錐

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

Ｂ面に針を落とした時　殺意

Sin

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

言い訳の出来ない鍵を裏に置く

さざき蓬石

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

裏切って酸欠気味の日々に居る

北野岸柳

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

九回のウラ　君が不細工になる

三浦彩青

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［前抜き］

裏道に逃がしてやった青い鳥

三浦ひとは

2006.07｜おかじょうき川柳社本社月例句会｜題:『裏』三浦蒼鬼選［秀逸］

鰯焼く返せぬ恩を裏返す

守田啓子

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